【きみの鳥はうたえる】▶︎▶︎レビュー・感想

2018年公開、佐藤泰志原作の三宅唱監督による映画。

タイトルはThe Beatlesの『And Your Bird Can Sing』の直訳だそうです。

大人のつもりやったけど、振り返ればあれも青春やったな〜と思える

宙ぶらりんな時期。

の、いつまでも続く気がしてた…あの暑い夏。

なんとも言えへん、奥まった記憶にふわっと触れてちょっと心がざわつく。

オール明けの気怠さになじむ朝方の透き通った空気とか。

クラブで煙草とアルコールの匂いが入り混じったあの生々しい匂いが

ふんわり漂ってきてあの日にトリップするんじゃないかなって…

デジャブのような場面ばかり。

夏なのに涼しさを感じる映像の空気感。

舞台が函館っていうのがものすごく効いてる。

音楽も涼しくて　良。

こんな夏あったよなぁ〜

いや、気のせい？

夏のせい？

この映画について、ビール片手に同世代であーだこーだいいたいなぁ。

そして、いつかそれもまとめて夏の思い出になってくれないかなぁ。（ほろ酔い）

佐藤泰志原作の映画はどれもソワソワするけど中でもこれはピタッと。

邦画の良さ炸裂　!　って勝手に思った映画でした。

毎夏観ると思う。

30代のみなさん、アルコール片手にみてください。

おわりっ！